株式会社サンフジフーズ

営業部エリアマネージャーの前山惇さん

株式会社サンフジフーズ 営業部

前山 惇

前山 惇

役職:
エリアマネージャー
勤続年数:
14年
年齢:
36歳
大学生の時からずっとサンフジフーズで働かれていると伺っております。
まず何故サンフジフーズで働こうと思ったのかお伺いしてもよろしいでしょうか。
当時、単純にアルバイト先として入ったのが当時一番カルビという業態の店でした。
店舗の雰囲気や当時の店長や社員と私たちアルバイトとの関係性が良く、楽しく働かせていただいていました。
働いて3年も経つと店長からも色々と営業に関して教えていただくようになりました。
そのうちお店の数字に興味が出て、一日の売上に対してどうすれば利益を確保できるのか、売り上げに対して使用できる労働時間は何時間ぐらいなんだろうと考えるようになりました。
ちょうど就職活動を行うタイミングだったこともあり、将来を考えているときに「うちでやらないか」と声をかけていただいたことで、真剣にサンフジフーズに入ることを考えてみました。
オペレーションに携わった経験と、数字から見る運営に面白さを感じていたこともあり、もっとフードサービスに対して関わっていこうと考え、お世話になりたいことを会社に伝えました。
正社員としてから店長になるまでで大変だったことがあったら教えて下さい。
作業自体はアルバイトで散々やっていたので自信があったのですが、社員としての立場からの視点というものを身につけるまでが大変だったなと思います。
良く言われる「人、物、金」を管理することも大切ですし、アルバイトへの指示の仕方なども社員としての行動が伴わなければいけない部分の切り替えは苦労しました。
しかし先輩社員や店長からその時々に、指摘やアドバイスを頂けたことで一つ一つ壁を越えることができ、思っていた以上に順調にステップアップできたと思います。
店長時代に焼肉きんぐ相模原駅前店を業態トップ3の常連に成長させていますが、そのようなお店をつくるにあたり何を一番意識して取り組んできたのでしょうか。
また、何が良かったのでしょうか。
お客様に満足していただくための接客などは当然なのですが、一番は効率を意識しました。
食べ放題という時間制の業態に対してお客様が何を求めているのかを追及すると、注文した商品が素早く届くこと、です。
まずはこの部分を徹底的に改善するためにスタッフの動線を決め、一つ一つの作業のスピードを求めました。
個々のスピードが速くなると余裕が生まれます。生まれた余裕をお客様への接客で、話すテンポや焼き方などのお手伝い、
網交換などのサービス強化に充てました。
結果としてお客様からスタッフが褒められ、その言葉に喜びを感じたスタッフがよりよいサービスでお客様にお返しをする。
また、他のスタッフへ共有することで全員がポジティブに働くようになりました。
これをスタッフ皆の協力で継続してくことができたことが良かったと思います。
マネージャーの業務内容、一日のスケジュールなどを教えていただいてもよろしいですか。
まずは全店舗の前日の数字を確認します。これは人に置き換えれば健康チェックですね。
数字を見れば状態が良いのか悪いのか、どこが問題なのかが分かります。
これは対応を迅速に行うためですので、一番最初に行っています。
そこから各店舗の店長、不在であれば副店長や店舗責任者代理に電話をします。
問題が大きいと感じた店舗から順番でしています。
実際の状況や行動を聞き、どうすればいいのか、どう対処すれば良かったのか店長と具体的に答えを出していきます。
一方的に言ってしまうと考える余地がなくなってしまうので、かならず一緒に答えを出す、または導くようにしています。
そのあとは臨店を行い、電話のやり取りと現場の状態が大きく乖離がないか、また店長が気付けていない部分はないかなど直接見て回ります。
いったん次の行動や計画を確認、会社の方針と離れていないかなどチェックを行います。
その後は会社の仕事に携わります。
組織が大きくないので兼任のような形になりますが、業者様と修繕の打合せや改装計画など年間を通してのスケジュールの進捗確認、上司への報告などをおこなっています。
仕事のやりがいと課題、今後の目標をお聞かせください。
一般的にはエリアマネジャーの仕事は、各店舗の売上や利益を最大化していくことです。
店舗の品質向上や客層や環境を維持し、本社と店舗をつなぐパイプ役を果たす必要があります。
しかし今一番やらなければいけないこと、課題としては多くの店長、店長候補を育てることだと思っています。
現時点では店舗数が焼肉業態6店舗、珈琲業態2店舗、イタリアンが1店舗ですが、今後の成長を考えると現規模の3倍の人材を育成する必要があります。
会社の成長と社員の成長を担う部分で、課題は大きいですが、大きなやりがいを感じています。
これからの目標としては店長の育成と同時に会社の成長、つまり多くの出店を行えるようにすべての準備を整えて今いる社員とこれから仲間になる社員全員が幸せになれるよう頑張っていきます。